インカムとは? 一般的なトランシーバーとの違い
「インカム」とは “inter-communication” =相互通信の略称です
複数人との同時通話が可能「リアルタイムマルチ相互通信」を実現します
一方「トランシーバー」はトランスミッター(送信機)とレシーバー(受信機)を合わせた造語です。
一般的にトランシーバーというと特定小電力のものを指し、一人が発信すると他者は受信のみとなる「一方向交互通信」になります。
下表は「特定小電力トランシーバー」と当社Wi-Fiインカム「クリアトークカム」のスペック比較になります。
特定小電力トランシーバー | クリアトークカム | |
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無線方式 | 420/440MHz帯 | 2.4/5GHz帯 Wi-Fi |
到達距離 | 100m程度 | 約25m(5GHz選択時) |
子機運用台数 (システムあたり) |
― (システムは組めない) |
120台 (要拡張) |
アンテナ接続台数 | 外部アンテナ使用不可 | 無制限 |
ローミング時間 ※1 | ローミングの概念なし | 0.5秒 |
WDS(アンテナ間通信)※2 | 外部アンテナ使用不可 | 可 |
同時通話数 | 同時通話不可 | 32通話(拡張で120通話) |
グループ数 | 機種に依存 | 16グループ(要拡張) |
外線電話着信 | 不可 | システムで可 |
システム連動 | 不可 | POSシステム ナースコール連動など |
ハンズフリー通話 | 機種に依存 | 可 |
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移動に伴いアンテナから別のアンテナへ送受信先が切り替わること。その所要時間。
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「WDS(Wireless Distribution System)」アンテナ間で無線による通信環境の確立が可能。
公道を挟むなど物理配線ができない場所での通信エリア拡張を可能にする。
FUNCTION 機能
- 2.4GHzおよび5GHz帯域のWi-Fiを用いた高音質デジタルインターカム。
- 複数人による双方向同時通話。最大120台の子機をサポート。
- 最大4つのグループ分けができ、他グループへの参加切替も簡単。
- 専用アプリをインストールすることで、スマホを子機として使用可能。
- インターネットを利用した遠隔地からの通話参加を実現。
- 新スプリアス規格対応製品
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ポータブルトランシーバー
WFDI-TC2i
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スマートフォン専用アプリ
for iOS
for Android
Wi-Fiでつながる業務コミュニケーション
タイムリーな指示、スピーディーな情報の「伝達」「共有」を実現。
施設規模・運営形態に合わせて柔軟なシステム運用が可能。
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双方向同時通話
複数人の双方向、同時通話をデジタル音質で実現
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グループ機能
簡単な操作で所属グループの切替えが可能。最大4グループ
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指定者限定トーク
コンソールボックス(親機)から特定子機を呼び出して通話
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最大120人の同時通話
小規模から大規模店舗まで様々な環境に対応
POINT 特長
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クリアな音質
2.4GHz/5GHz帯Wi-Fiを採用。デジタルならではのクリアな音質
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半日使用
フル充電で約10時間連続使用できます
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音声拡張
Bluetooth経由でパワードスピーカーへ音声出力
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業務システムと連動
POSの動作情報やナースコール呼出をインカム通話に出力
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外出先からの通話参加
専用アプリでスマホが子機になります。外出先からのインカム通話も可能
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シンプル操作
ボタン数を少なくし、必要な機能のみを持たせたシンプルな専用子機
SYSTEM 構成・系統図
ご利用いただく人数・必要機材・店舗環境に最適な機器構成をプランニング致します。
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小規模システムモデル 子機20台まで
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大規模システムモデル 子機最大120台
双方向同時通話を手軽に実現する4グループ20台までのモデルです。
最大120名までのトランシーバーが使用できる大規模モデル。1台のSIPサーバーで40台のトランシーバーを接続、最大3台のサーバーをカスケードできます。トランシーバー単体で4グループの切り替えが可能です。